ボートヨットで使用する海図を初めとした様々な図面の情報

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海図


航海用海図 船舶が航海をするときに使用する、一番基本となる海図(海の地図)です。

海図という名称は総称であり、分類として「総図」「航洋図」「航海図」「海岸図」「港泊図」に分かれ、それぞれ尺度や表記されている内容が異なります。
プレジャーボーターの場合、「航海図」や「海岸図」を利用することが多いようです。

図法はメルカトル図法
出発地から目的地まで直線を引いたとき、経線(経度を表す縦線)と交わった角度がそのまま船の針路方向として使える図法です。
ただし、長距離航海でよく使用する大圏コースとは異なり、最短距離ではありません。
なお、北極や南極周辺では、地図上の距離や面積が無限大に近づくので、極周辺ではこの図法は有効でないともいわれています。

また海図の表記特徴は、船の安全航行のため最低水面(これ以上海面が下がらない面)からの深さで表示され、海岸線は最高水面、低潮線(もう1つの海岸線)は最低水面で表記されていることです。 その他は下の図を参考にしてください。

[地形を断面で見た図] 航海用海図の描写基準
[上の図を真上から見た(海図にした)形] 航海用海図の表記例
海上保安庁解説より
航海用電子海図 電子海図表示装置やナビゲーションシステムに読み込ませ、海図を表示させるための電子版航海用海図です。
国際海図 国際水路機関(IHO)の決議に基づき、各担当国が分担して刊行する、統一図式による海図です。
縮尺1/350万のものは緯度22.5°、縮尺1/1,000万のものは緯度0°における、それぞれの経度の長さを縮尺の基準としています。
海図番号の頭にINTがつきます。
漁業用海図 日韓漁業協定や日中漁業協定の線をはじめとした漁業水域などの漁業資料が加刷された海図です。
海図番号の頭にFがつきます。
JP海図 英語のみで表記された海図です。
GPSでも基準となっている、人工衛星などで地球全体を観測した結果により決められた「世界測地系」に基づいて作製されています。
海図番号の頭にJPがつきます。
世界測地系海図 JP海図同様、「世界測地系」に基づいて作製された海図です。
日本語と英語の2ヶ国語で表記されています。
海図番号の頭にWがつきます。



海用特殊図


大圏航法図
大圏航路(地球上の2地点間の最短航路)を求めるための地図です。
心射方位図法で描かれています。
パイロットチャート
安全な航海に必要な気象・海象情報を網羅した地図です。
風・波浪・海流・海氷・等温線・台風の経路・主要港間の大圏航路等が掲載されています。
外洋航海にはぜひとも用意したい地図です。
海流図
海流の統計的な状況を表示した地図です。
海流の流向・速さ・安定度・表面等温線・海氷の限界線等が描かれています。
潮流図
潮流の卓越する海域ごとに、その区域の潮流の状況を矢符で表示した地図です。
流れの転流時刻と最強時刻を基準にして1時間ごとの流向・流速が表示されています。
潮汐表と併用して使用します。
位置記入用図
メルカトル図法による緯線および経線とコンパス図(コンパス・ローズ)を記載した地図です。
洋上で自船の位置を求めたり記入するために使用さます。
漁具定置箇所一覧図
沿岸に設置された定置網(定置漁業)、養殖場(区画漁業)および“つきいそ”(共同漁業の一種)の漁具の設置許可区域と時期を表示した地図です。
磁気図
地磁気の成分を表示した地図で、磁針偏差図、伏角図、水平分力図などがあります。
海図図式
航海用海図に使用される記号、略語等を網羅した冊子です。国際水路機関の技術決議の勧告内容に則った形で編集されています。
ろかい船等灯火表示海域一覧図
帆船やろかい船が夜間に灯火を表示する義務のある海域を表示した図です。
海上交通安全法の適用海域全域(東京湾、伊勢湾および瀬戸内海の一部)を表示しています。
天測位置決定用図
船舶が大洋において天測(天体観測)によって自船の位置を求めるときに使用される地図です。
任意の地点におけるメルカトル図法の経緯度線を容易に作図できます。
日本近海演習区域一覧図
日本近海における米軍の演習区域、演習時期、演習内容等を表示した地図です。



特殊書誌・参考図・表


ヨット・モーターボート用参考図
プレジャーボートを運航する方々のために、沖合から沿岸域にかけての目標・針路・障害物などの最新情報を盛り込んで編集したB3版多色刷の図です。
海図を小型船舶の船上でも使いやすいサイズに再編されたものです。
プレジャーボート・小型船舶用港湾案内
プレジャーボートや小型船を運航する方々のために、港湾、漁港、マリーナ、ヨットハーバーなどの図に、目標・針路・障害物などの最新情報を盛り込んで編集した図集です。
プレジャーボートで遊ばれる方はぜひ持っておきたい冊子です。
航路誌
船舶が航海する場合の出発地から目的地までの標準的な航路や経験によって選定された航路を記載するとともに、気象・海象・針路法・目標・障害物等を記載した書籍です。
距離表
多数の港と港の間の海上距離が掲載されている書籍です。
接続地点が多数設けられていて、これらをつなぐことによって任意の2港間の海上距離も容易に計算することができます。
灯台表
灯台、ブイ、ロラン局、DGPS局等の要目(名称、位置、灯りの高さ・色・発光間隔などの灯質)を収録した書籍です。
天測計算表
高度方位角計算表(推定位置用)を主体とし、天文航法に必要な諸表を収録した書籍です。
天測暦
大洋における船舶の位置決定に必要な諸天体の位置、港別の日出没時刻、月出没時刻等が掲載されている天文航法用の書籍です。
天測略暦
天測による位置決定が容易にできるよう必要な天体の位置等が簡略化して掲載されている書籍です。
潮汐表
主な港の毎日の高・低潮の時刻とその時の潮高、及び主要な瀬戸・狭水道の毎日の転流時刻・流速の最強時刻とその時の流速の予報値が掲載されている書籍です。
日本の港湾の予報値を載せた第一巻と、外国の港湾の予報値を載せた第二巻があります。
電子潮見表
釣り、潮干狩り、ノリ養殖、海浜の生物観察など、海洋での諸活動に欠くことのできない潮汐情報に加えて、潮流情報、日出没時刻、月出没時刻、月齢、潮名情報・旧暦等こよみ情報を収録しています。


海底地形図


海底地形図(浮彫式)
立体感を出すために浮彫式で表現された日本周辺の海底地形図です。
海底地形図
海底地質構造図
重力異常図
地磁気異常図