ボートヨットに乗るための必見知識

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意外と知らない!
知っておくべき、知ってると楽しい、プレジャーボーターのための豆知識

子供は何歳まで?

   A.12歳未満です。つまり小学校6年生の誕生日が分かれ目です。

子供は大人何人分?

   A.定員計算するときは、子供2人で大人1人、端数は切り捨てで計算します。

救命胴衣はいつ着用しなければなりませんか?

   A.小型船舶に乗船している子供
     単独の小型漁船で1人で漁ろうをしているとき(防水された携帯電話を持っている場合を除く)
     水上オートバイや推進機付きサーフライダーに乗船しているとき

飲酒運転は?

   A.以前は明確な基準がなくグレーゾーンでしたが、現在は数値基準があります。
     飲酒の判断基準の一つとして
       呼気1L中0.5mg、
       ふくそう水域または遊泳者等の付近を航行する場合は呼気1L中0.15mg
     という数値基準が設定されています。
     なお、ふくそう水域は、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海(大阪湾、紀伊水道含む)および関門港です。

免許がない人が操縦してもいいと聞いたのですが。。。

   A.一部の海域を除いては大丈夫です。
     「船舶職員及び小型船舶操縦者法」第3章・第5節・第23条の36によると...
        ”...港を出入するとき、小型船舶が狭い水路を通過するとき
         その他の小型船舶に危険のおそれがあるときとして国土交通省令で定めるとき...”
     このときは免許を持つ者が自ら操縦しなくてはならないとされています。
     つまり、港内及び狭水道以外では自分で操縦する必要はありません。
     ただ、大きな港の境界線はかなり外に引かれていますので、必ず海図等で確認してください

法令でいう船の長さとは?

   A.法令や船舶検査証書、検査などの基準に使われる船舶の長さは次の通りです。
     船内機【船本体の先端〜舵の根本】、船外機は【船本体の先端〜船本体の最後尾】をいいます。
     また、先端というのもバウスプリット(船の先端に突き出ているもの)を含めるのか含めないのか船舶によってまちまちです。

総トン数とは?

   A.実際の重さではありません。
     船の大きさを表す一基準で、容積を基に算出されます。
     計算の仕方は・・・船体(おわんの部分)と上部構造物(おわんの上の船室など)と分けて計算し、それを合算します。
     船体(m3)=0.65×船体の水平の長さ×最大幅×長さの中央部分の高さ
     上部構造物(m3)=最大の長さ×長さの中央部分の平均の高さの中央部分の幅×長さの中央部分の高さ
     上記を計算して・・・合計します。
     25.849m3以下・・・4トン未満、32.159m3以下・・・5トン未満、などはっきり言って自分で計算できるものではありません
     
     下にもっと詳しいトン数についての説明もあります。興味のある方はどうぞ。

夜間はいつからいつまで?

   A.船舶の法律では日没から日出までを夜間と定義されています。明るくても夜間の場合があるので注意が必要です。

平水区域とはどこですか?

   A.川、湖、港内、および東京湾や大阪湾など「船舶安全法施行規則第一章第一条6」に定められた49ヶ所の水域
     下は西日本の平水区域の参考図です。(提供:中国運輸局)
     本気で読みたい方、正確な情報が知りたい方はe-Govをご覧ください。

  西日本の平水区域

オール沿海登録ですが、陸伝いに行けば日本全国どこへでも行けますか?

   A.いいえ、本州・離島間に沿海登録ではいけないところがあります。
     近海仕様に変更するか臨時航行許可を取る必要があります。

     2007/3/1新着情報
     船舶安全法施行規則の一部改正
     トカラ列島宝島〜奄美大島の近海区域が沿海に変更されました。(最狭部は6マイル)
     これにより、沿海仕様で本州と沖縄本島の間の航行が可能となります。
     近海区域から沿海区域に変更されたエリアは《宝島》と《奄美大島》の間のE128°55'とE129°50'の間です
     (下図は旧海域のままです)

  日本の平水区域

琵琶湖っていろいろ規制があるって聞いたのですが

   A.はい、以前からブラックバスやブルーギルなど外来種のリリース禁止がありますが、
     それ以外にも平成18年から規制が強化されています。
     下の図は従来型2サイクルエンジンの運行規制についてです。
     現在はこれらに加えて、県発行の適合証の表示も必要です。
     詳しくは滋賀県のホームページをご覧ください。

  琵琶湖の2サイクル禁止予定

船のトンっていろいろあるって聞いたのですが。そもそも1トンとは1000Kgのことではないのですか?
    
   A.重さの単位としてのトン(ton)は1t=1000Kgで間違いありません。
     これは正確にはメートル法によるトンであり、メートル法がフランス発祥から仏トンともいわれます。
     このトン以外にも英トンや米トンがあり、メートル法によるトンとは微妙に重さが異なります。

     さて主題の船に使うトンですが、船のトンは正確には「トン」(tonnage)といいます。
     英語のスペルで書くと別物だとおわかりかと思います。
     この「トン数」という単位は上記のような重さのトン数ではなく、単に船の大きさを表す「単位」と思ってください。
     正確には半分正解半分間違いですが、まずは「トン数は重さ」だということを一旦忘れていただく方が分かり易いです。
    
     「トン数」は船の大きさを表す「トン(ton)」ではなく「トン数(tonnage)」という独立した”単位”で、細かくは複数あります。
     「重量を基準にしたもの」と「容積を基準にしたもの」の大きくは2種類のトン数があり、さらにその中にいくつかの種類があります。

 
【重量を基準としたトン数】
載荷重量トン数(Dead Weight tonnage)・・・自己燃料を含めた最大積載容量の重量
排水トン数(Displacement tonnage)・・・船を浮かべた際に押しのけられる水の重量をトン単位で示した数値で、船の重量に等しい

【容積を基準としたトン数】
国際総トン数(International Gross tonnage)・・・国際的に使われる総トン数。4000トン以上は総トン数と同じ数値になる。
総トン数(Gross tonnage)・・・一般的に日本で使われる。プレジャーボートの船検証にも記載されている。
純トン数(Net tonnage)・・・貨物や客室の部分のみの容積
責任トン数・・・ある法律に基づいて確認書を発行する際に必要となるもので、国際総トン数と同じです。
スエズ運河トン数・・・スエズ運河通行の際の通行料計算の元となる数値
パナマ運河トン数・・・パナマ運河通行の際に通行料計算の元となる数値
載荷容積トン数・・・「ばら荷容積トン数」と「包装容積トン数」があり、貨物の最大積載容量を表す
    
     各項目の説明はかなり要約しましたが、それでも難しいかと思います。
     これらのほとんどはコンテナ船や貨物船など大型の商用船で利用されますので、プレジャーの世界では気にすることはありません。
     プレジャーボートの世界では主に総トン数を使い、船の一般的な大きさを表現するときには排水トンが使われます。
     プレジャーボートで総トン数を使う場合も、実際の重さを元にするのではなく、計算方法の公式が存在します。
    
     (例)総トン数={(長さ×幅×中央部分のキール下面から船側部の上面までの高さ×0.65)+(上部構造物の長さ×幅×高さ)}×係数
     ※係数は容積によって変わる

     結論1) プレジャーボートの船検証に記載されている総トン数と実際の重さには何の関係もない。(重さではなく容積が元)
     結論2) 会話の上で、船の大きさを比較するには排水トンが一般的に用いられる。

船のトンってなんでトンというようになったのですか?
    
   A.昔々、船の実重量や排水トンなどはあまり重要ではありませんでした。
     船の役目は荷物を運ぶこと。
     だからどれくらいの荷物が運べるかというのが船の大きさを表すようになりました。
     日本の歴史でも千石船や500石船などという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
     これはお米を南国運べるかで船の大きさを表していたのです。
     1石=2.5俵=10斗=100升=1000合≒150Kg

     ヨーロッパでも同じように船にどれだけ荷物を積めるかで船の大きさを表しました。
     その荷物の中でも特に高価だったものがワインの樽。
     ワインの樽は数え間違いのないようにと1つ1つ小槌で樽を叩きながら数えられました。
     そのときの音が「トーン」と聞こえたところから「トン」というようになったといわれています。
     ちなみに、一番最初にこのトンを使い出したのはフランスからイギリスへ
     ボルドー産のワインを運ぶ際に使うようになったといわれています。

なぜ船の右舷をスターボード、左舷をポートと呼ぶのですか?
    
   A.昔の船はスティアー(Steer)と呼ばれる舵が付いていました。
     昔の舵は船体の下ではなく、右舷に付いていたのです。
     右舷に付いていたために、着岸は左舷着けが都合良かったのです。
     ですから左舷は常に港側・・・そう、港(Port)・・・左舷側にいつもPortの岸壁があったのです。
     そこから左舷をポートと呼ぶようになりました。
     
     右舷も同じようにスティアー・ボード(Steer Board・・・スティアーの舷)と呼ばれていたのですが、
     それがなまってスターボード(Star Board・・・星の舷)になりました。
     
     「船は左舷着けするから、右舷は星が見える方だからスターボード」という説もありますが、
     これは時系列が逆なので明らかに誤りですね。
     
     その後法律で、呼び名を国際的に統一されることになり、正式にこの呼び名が採用されました。

 

※豆知識で紹介している内容の一部は法令の変更等により、誤りとなる場合があります。